困ったら帯を作りましょう。
身丈の短い羽織、のばせないのでコートに出来ない。 身丈の短い着物、生地を継いでもまだ短い。
そんな時、
帯です。
もちろんそのまま作ることもOKです。
そして少し手を加えるとまた 別のイメージで生まれ変わります。
名古屋帯を漂白して 二部式金具付き軽装帯にしました。
漂白する前はかなり黄ばんでいましたが、 見違えるようになりました。
残念ながら画像に残すことを忘れましたが、 別の帯かと思う程の仕上がりでした。
着物から帯を作りました。
黒の絵羽織から帯を作りました。
この場合柄の配置、お太鼓にどの部分の柄を出すか。
前の柄はどうするか。が大切です。
そして今回の商品は朱色の部分が少し派手でしたので、
グレーを掛けて、 朱色を少し押さえました。
下の2組の画像はそのまま黒絵羽織から 名古屋帯を作りました。
夏の帯は汗をかくので痛みやすいのです。
汗はアルカリ性ですので、 色も抜けやすくなります。
下の画像は最初頂いたときの状態です。
かなりのダメージがありました。
とりあえず解いて洗い張りをして、
色で隠すが一番。
金茶色にしました、出来上がりは下の画像です。
いい感じに仕上がりました。
帯を締めてみるとこんな感じ。
着物が夏の着物ではありませんでした。
申し訳ありません
このように帯も色々な方法で
生きてきますね。
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